どうも jeieici です。
今回は、グレートピレニーズの歴史と特徴と性格についてお伝えします。
突然ですが本題に入る前にグレートピレニーズにまつわるクイズを出題します。
地元では「パトゥ(Le Patou)」と呼ばれています。この呼び名はどういう意味でしょう。
答えは本記事内にありますのでぜひご覧くださいね。
グレートピレニーズの特徴
出身地:フランス
別名:ピレニアン・マウンテン・ドッグ(Pyrenean Mountain Dog)
フランス名:シャンド・モンターニュ・デ・ピレネー(chien de montagne des Pyrénées)
体高:オス 70~80cm、メス 65~75cm

グレートピレニーズの性格
現在では愛玩犬として広く親しまれていますが、牧畜番犬としての性格は残っているようです。
羊の番をする際に羊飼いに放っておかれ、自分で判断しなければならなかったので、人に頼らず自分で解決するための自立心を持ちあわせています。
十分な知識を持ってしつけをしないと手を焼くかもしれませんね。
グレートピレニーズの歴史
グレートピレニーズは、スペインとフランスの間に約430kmにわたって連なる標高約3,400mのピレネー山脈を故郷としています。
このピレネー山脈のフランス側を故郷とするのがグレートピレニーズ、スペイン側を故郷とするのがピレニアンマスティフという犬種です。
古くからヨーロッパには、羊やヤギなどの牧畜を野生動物や泥棒から守る牧畜番犬をお仕事とする大型犬がいました。
地方によっては白い犬が好まれ、グレートピレニーズもそちらに含まれます。
地元では、古いフランス語で羊飼いの意味を持つ「パトゥ(Le Patou)」と呼ばれています。
同じピレネー山脈を故郷とする牧羊犬のピレニアン・シープドッグが羊を集め、グレートピレニーズが羊を守ることをお仕事としていました。

19世紀末頃、乱獲によりピレネー山脈からオオカミやクマなどが激減していくにつれ、グレートピレニーズが羊を守る必要がなくなっていきました。
そのため、ピレネー山脈の人々よりグレートピレニーズの大部分はカナダに輸出されました。
カナダでも牧畜を守るため、番犬として活躍していたそうです。
現在では、グレートピレニーズはピレネー山脈に戻り始めています。
その理由に当時乱獲により激減したオオカミやクマはEU諸国の保護動物に指定され共存するために、番犬としてのお仕事が必要になったようです。
グレートピレニーズのまとめ
グレートピレニーズをまとめると下記のとおりです。
- ピレネー山脈のフランス側が故郷
- 牧畜番犬をしていた
- 自立心が強い

以上でグレートピレニーズについてお伝えしました。
他にも色々な犬種を紹介していますので、興味ございましたらご覧ください。
Comment