どうも jeieici です。
今回は白くてモコモコでふわふわなサモエドの歴史と特徴と性格についてお伝えします。
突然ですが本題に入る前にサモエドにまつわるクイズを出題します。
- サモエドのベースとなる犬種をシベリアからイギリスに連れてきた人物の名前はなんでしょう?
答えは本記事内にありますのでぜひご覧くださいね。
サモエドの特徴
原産地:ロシア北部及びシベリア
原地名:サモイェツカヤ・サバカ Samoiedskaia Sabaka
体 高:オスが57±3cm、メスが53±3cm
カラー:ピュアホワイト、クリーム、ホワイトにビスケット色

サモエドの性格
落ち着きがあり、とても友好的な性格です。社交的で他の犬や人の子供ともいっしょに仲良く遊ぶことができます。ただ社交的すぎて番犬には向いていないようです。
サモエドの歴史
サモエドという名前は、中央シベリアのツンドラ地帯で暮らすサモエド族が由来しています。
1889年にイギリスの動物学者であるアーネスト・キルバーン・スコット氏(以下スコット氏)がサモエド族の中で3カ月過ごし、イギリスに戻る際に一頭の茶色い犬を連れ帰りました。
このサモエド族の犬は、そり犬、トナカイの牧畜などで活躍していたようです。そのためにイギリス・ケネルクラブではサモエドを牧羊犬のグループに分類しています。
しかし、サモエド族の犬はサモエドを犬種として作り上げる際に貢献した犬の一頭にすぎません。スコット氏が連れ帰った後、北極探検家たちによって連れてこられた多くの犬がサモエドのベースとなっています。
これら多くの犬はスコット氏が訪れた場所より東に住むオスチャーク族の犬です。そのために1900年当初のノルウェー・ケネルクラブでは、サモエドあるいはオスチャークという名で記録されていたようです。
サモエドやオスチャークの犬は白以外に灰色、赤、黒などのカラーついた犬も存在していましたが、ヨーロッパの人々が選択的に白を選んだことにより、現在の真っ白なサモエドになりました。
1909年に初めてサモエドのスタンダードが作成されました。そして、1912年にイギリスケネルクラブでサモエドを正式に犬種として公認することとなります。

サモエドのまとめ
サモエドについてまとめると下記の通りです。
- サモエド族が名前の由来
- オスチャークとも呼ばれていた
- 1909年に初めてサモエドのスタンダードが作成される
- 1912年にイギリスケネルクラブでサモエドを正式に犬種として公認
以上でサモエドについてお伝えしました。
他にもいろんな犬種について紹介していますので興味ありましたらご覧ください。
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