どうも jeieici です。
今回は、皆さんご存知だと思いますが、あのスヌーピーのモデルとなったビーグルの名前の由来や歴史についてお伝えします。
突然ですが本題に入る前にビーグルにまつわるクイズを出題します。
狩猟スタイルや美しい鳴き声からビーグルのことをある名前で呼ばれていたそうです。それはなんというでしょう?
答えは本記事内にありますのでぜひご覧くださいね。
ビーグルの特徴
原産地:イギリス
原地名:Beagle
体高:33~40cm
アメリカでは、13インチ(体高33cm以上)と15インチ(体高40cm以下)の2サイズに分けられています。垂れた大きな耳、大きな目、ピンとたった先の白い尻尾が特徴的ですね。大きな耳ということもあり、外耳炎になりやすいため、耳の手入れはこまめに行ってあげてください。
集団で狩猟をしていたこともあり、性格は社交的で、他の犬とも人ともすぐ仲良くなれます。

ビーグルの狩猟スタイル
狩猟犬といえば、単独で獲物を追跡するスタイルが一般的ですが、ビーグルの狩猟スタイルは複数で行います。複数のビーグルが展開し、お互いに鳴き合うことで獲物の居場所を知らせ、追い詰めていくというスタイルでした。
その狩猟スタイルや美しい鳴き声からビーグルのことを「シンキング・ビーグル」や「森の声楽隊」などと呼んでいたそうです。なんだか楽しそうな響きですね。
ビーグルの歴史
ビーグルの歴史はかなり古く、紀元前のギリシャでウサギ狩りをしていたハウンドの末裔といわれています。ハウンドとは、犬の分類群の一つで「狩猟犬」をことです。その中で、優れた視覚により獲物を追跡する「視覚ハウンド」と優れた嗅覚で獲物を追跡する「嗅覚ハウンド」に分類されます。
ビーグルは嗅覚ハウンドに属しており、とても優れた嗅覚の持ち主です。
ちなみに、犬の嗅覚は人間の何千倍から1億倍も優れているといわれますが、これは空気中のにおいの分子の濃度が薄くなっても嗅ぎとれるという意味です。人間より1億倍も強烈ににおいを感じるわけではないようですね。

13世紀頃に存在したハーリアやイングリッシュ・フォックスハウンドという犬種に外見や毛色が似ていたことから、ビーグルの祖先ではないかと考えられています。
1800年代中頃にパーソン・ハニーウッドという人物が、ウサギ狩りに用いられていた「ノースカントリービーグル」という犬を洗練し、現在のビーグルの姿が確立されました。それまでのビーグルは、現在のビーグルより小柄だったといわれています。
そして、1885年にアメリカンケネルクラブに正式な犬種として認められました。

ビーグルの名前の由来
ビーグルの名前の由来は下記のようにいくつかの説があります。
- フランス語で「口を大きく開けた」という意味の「bégueule」
- フランス語で「大声で鳴く」という意味の「beugler」
- ケルト語で「小さい」という意味の 「Beag」
ですが、はっきりしたことはわかっていません。
ビーグルのまとめ
ビーグルについてまとめると下記のとおりです。
- イギリス出身
- 名前の由来はたくさんの説がある
- なんだか楽しそうな狩猟スタイル

以上で、ビーグルについてお伝えしました。
他にもいろいろな犬種を紹介していますので興味ありましたらご覧ください。
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