どうも jeieici です。
今回は、コーイケルホンディエという珍しい犬の歴史や特徴、性格について紹介していきたいと思います。
突然ですが本題に入る前にコーイケルホンディエにまつわるクイズを出題します。
コーイケルホンディエが活躍していた特徴的な狩猟方法をなんというでしょう?
答えは本記事内にありますのでぜひご覧くださいね。
コーイケルホンディエの特徴
原産地:オランダ
原地名:ネイデルランド・コイケルホンディエ(Nederlandse kooikerhondje)
体 高:オスで40cm、メスで38cm
カラー:白地にオレンジレッドの斑
基本的に中型犬に分類されますが、その中でも小柄です。普通のスパニエルより華奢で優雅な外見しています。

コーイケルホンディエの性格
かわいらしい外見どおりで、他の犬とも人ともすぐ仲良くなれる社交的で穏やかな性格を持っています。頑固な一面ももっていますが、けじめをしっかりつけられる正しい飼い主の元ではより協調性が高まり、素晴らしい相棒になります。
コーイケルホンディエの歴史
オランダ出身であるコーイケルホンディエは、カモ猟をお仕事にしていました。
それは特徴的なフワッとした尻尾を使い、川辺を行ったり来たりの動きでカモをおびき寄せ、一箇所に集めたカモを猟師が捕らえるという狩猟方法です。
こちらの狩猟方法はデコイ猟といい、水鳥を集めるための水路の仕掛けは伝統的に「デコイ」とよばれています。このデコイの「コイ」という言葉がコーイケルホンディエの名前に由来しています。
その水鳥猟を管理していた人のことが「デコイマン」といい、コーイケルホンディエは「デコイマンの犬」ともよばれていたそうです。
ノヴァスコシアダックトーリングレトリバーという犬種もこちらのデコイ猟を行なっていたそうです。
第二次世界大戦終了後、絶滅危機になりますが、コーイケルホンディエの愛好家の尽力により、徐々に数を増やし、絶滅危機を回避することできました。
コーイケルホンディエと絵画
17世紀、オランダの画家であるレンブラントやフェルメールといった、バロック絵画を代表する画家たちの手がけた作品に、コーイケルホンディエの姿がいくつも確認できます。
なんとも優雅な子たちですね。バロック絵画を見る機会があれば、コーイケルホンディエたちの優雅な姿を探してみてはいかがでしょうか?
コーイケルホンディエのまとめ
コーイケルホンディエについてまとめると下記の通りです。
- オランダ出身
- カモ猟をしていた
- 小型犬よりの中型犬
- バロック絵画にも登場
- 社交的で素直
まだまだ日本では少ない犬種ですので、街中で見かけたならば、なにかいいことがあるかもしれませんね。
以上で、コーイケルホンディエについてお伝えいたしました。
他にもいろいろな犬種について紹介しておりますので、ご興味ありましたらご覧ください。
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