どうも jeieici です。
今回はドーベルマンの祖先であるミニチュア・ピンシャーの歴史や特徴、性格、名前の由来などについてお伝えします。
突然ですが本題に入る前にミニチュア・ピンシャーにまつわるクイズを出題します。
- ミニチュア・ピンシャーをサイズだけを大きくした犬種はなんというでしょう?
答えは本記事内にありますのでぜひご覧くださいね。
ミニチュア・ピンシャーの特徴
原産地:ドイツ
原地名:Zwergpinscher
体高:25~30cm
体重:4~6kg
カラー:レッド、ブラックアンドタン
コート:スムース

ミニチュア・ピンシャーの性格
頭の回転が速く、好奇心旺盛な性格です。自分で考え行動できる自立心も備えています。そのために十分な知識を持ってしつけを行わないと自分勝手な性格になることもあります。しかし、正しくしつけを行うことで、家庭犬として最高のパートナーとなることでしょう。
ミニチュア・ピンシャーの歴史
ミニチュア・ピンシャーは、ドイツの農場にて様々な仕事で活躍していました。ネズミ捕りが得意で、番犬としても優秀でした。
「ピンシャー」とはドイツ語で「テリアの仕事をしていた犬」という意味があります。テリアは農場で害獣退治をしていた犬なので、それが由来しています。
その昔、ドイツでは時々生まれる小さな犬は農場犬としては役に立たないと言われていた時代がありました。しかし、小型のピンシャーが婦人の抱き犬として人気になると、犬を小型化する身勝手で無理な繁殖が始まってしまいます。ポケットサイズの犬にまで縮小されてしまった結果、健康面が損なわれることとなります。
そういった経緯からサイズが戻され、健康面も改善されることとなりました。体高30cmにおさまるサイズがスタンダードとされており、サイズだけをそのまま大きくした犬種がジャーマン・ピンシャーと呼ばれます。
もともとピンシャーにはスムースとワイアードといった2種類の毛並みがいました。スムースのほうがジャーマン・ピンシャーと呼ばれ、そのままサイズが小さくなった犬種がミニチュア・ピンシャーとなりました。ワイアードのほうは、ワイアード・ピンシャーと呼ばれ、その後にシュナウザーとなります。

ミニチュア・ピンシャーのまとめ
ミニチュア・ピンシャーについてまとめると下記の通りです。
- ドイツの農場で活躍
- 「ピンシャー」とはドイツ語で「テリアの仕事をしていた犬」という意味
- ミニチュア・ピンシャーの大きい犬はジャーマン・ピンシャー
以上でミニチュア・ピンシャーについてお伝えしました。
他にもいろんな犬種について紹介していますので興味ありましたらご覧ください。
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