どうも jeieici です。
今回はシェルティーという愛称で親しまれているシェットランドシープドッグの歴史や特徴、性格についてお伝えします。
突然ですが本題に入る前にシェットランド・シープドッグにまつわるクイズを出題します。
もともとは「シェットランド・コリー」と呼ばれていましたが「シェットランド・シープドッグ」に改名されました。それはなぜでしょう?
答えは本記事の最後にありますのでぜひご覧くださいね。
シェットランド・シープドッグの特徴
原産地:イギリス
原地名:Shetland Sheepdog
体高:オスが37cm±2cm、メスが35.5cm±2cm

世界的にも人気の高いシェットランド・シープドッグは見た目の美しさや頭の良さだけがその理由ではありません。とても忠実でしつけやすく、家族に対する愛情の深さも人気の理由です。その反面、他人に対してはやや用心深い一面があります。ですが神経質というわけではなく、小さい頃から社会化訓練をしてあげることが大切であるということです。牧羊犬であった名残のためか、人間の出すわずかな仕草を見逃さず先読みするという、とても頭の回転が早い一面もあるようです。
シェットランド・シープドッグの歴史
シェットランド・シープドッグの名前は、故郷がそのまま由来しています。スコットランドのシェットランド諸島で牧羊犬として活躍していました。
800年代中頃、ノルウェーの領土であったシェットランド諸島は600年間のノルウェー支配下後、スコットランドの領土となったことでスコットランドからワーキング・コリーと呼ばれていた牧羊犬が入ってきました。
既にシェットランド諸島にいたノルウェー生まれのスピッツやアイスランドの漁師が連れてきたスピッツなどとワーキング・コリーが交わり、シェットランド諸島の環境に適した小型の牧羊犬が誕生したといわれています。
当初、この小型の牧羊犬は「トゥーニー・ドッグ」と呼ばれていました。「ファーム・ドッグ」という意味をもち、牧場で番をしていたことなどが由来しています。
1800年代後半、トゥーニー・ドッグはシェットランド諸島にやってきたイギリス人により見出され、本国イギリスで紹介されるやいなや、その美しい牧羊犬は注目を浴びることとなります。
1906年のクラフト展では「シェットランド・コリー」という名前で紹介されています。そして、1914年に現在の「シェットランド・シープドッグ」と改名されました。

シェットランド・シープドッグのまとめ
シェットランド・シープドッグについてまとめると下記の通りです。
- スコットランドのシェットランド諸島出身
- 愛称はシェルティー
- トゥーニー・ドッグと呼ばれていた
- シェットランド・コリーと呼ばれていた
以上でシェットランド・シープドッグについてお伝えしました。
他にもいろんな犬種について紹介していますので興味ありましたらご覧ください。
最後にシェットランド・シープドッグにまつわるクイズの答えです。
1909年にイギリスケネルクラブに「シェットランド・コリー」として公認されるが、コリーのブリーダー団体からの抗議が原因で1914年に現在の「シェットランド・シープドッグ」と改名されました。
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